« 排水槽遺体 | トップページ | お見送り猫 »

2009年6月22日 (月)

臓器提供

    

     自分が死んだ後、臓器を提供しますか?


     人間も、死んでしまえばただの物体で、 

     消費期限を過ぎたのに、放っておいた肉や魚と同じように

     腐って悪臭を放ち、やがてどろどろの水様になって骨だけが残る

     それを地に蒔けば、良い肥やしになるだろうし

     焼いて、煙や灰になったところで、風でも吹けば

     空中に舞い上がり、やがては地に落ち・・・やはり何かの肥やしになる

     そう考えれば、地に埋もれるのも、人の中に埋もれるのも

     大した違いはないのかな・・・そんなふうにも思えてくる

     誰かの為に・・・何かの役に立ちたい・・・

     そんなたいそうな考えなどは、全く無くて

     自分の死んだ後では、自分がどうなろうと自分には解らないのだから

     もし、使えるものがあったら好きなように使えば良い・・・

     その程度でしかないような気もする。

     死んでしまえば、それで終わり・・・・私は、そう思っているのだが

     もし仮に・・・・輪廻転生なんてものがあるのだとしたら・・・

     誰かの為に、自分の死後とは言え、臓器を提供した人は、

     俗に言う、徳を積んだことにはならないのだろうか・・・

     もしそうなら・・・もう一度、人間に生まれ変わる可能性が高いのでは

     しかしその時、失った臓器が病という名で、機能しにくくなるとしたら

     今度は自分が提供してもらう番・・・・になるかも・・・

     それこそが、本当の意味での輪廻になるのでは・・・等と思ったりもする。

     そう考えると、今臓器提供を待っている人たちは

     前世で徳を積んだ人達・・・という事に・・・・と言う訳でもないか・・・

     どちらにしろ、自分が死んだ後も、自分の一部だけが動き続ける

     その不思議さと不気味さに、少しだけぞっとしながらも

     ドナーカード、どうしようか・・・・と迷う自分がいる。

     

« 排水槽遺体 | トップページ | お見送り猫 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/506900/45416705

この記事へのトラックバック一覧です: 臓器提供:

« 排水槽遺体 | トップページ | お見送り猫 »

無料ブログはココログ