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2009年6月23日 (火)

お見送り猫


    以前はずっと長いこと犬を飼っていた。

    何匹めかの犬が死んで・・・

    それまで何度か飼い犬の死を体験していた私は

    もう動物はいいや・・・

    死なれた時のあの思いは、もう嫌だ・・・そう思っていたのに

    友人が、わざわざ捨て猫を拾ってきてくれた。

    ○○ちゃんの為に、拾ってきてやったんだよ・・・そう言って・・・

    頼みもしないのに・・・・そう思いながらも

    結局また、その猫を飼うことになってしまった。

    まぁ、猫は犬のように散歩も必要ないし、遊んでやらなくても良いから

    そう思ったのだが、長年の犬との関りの習性?なのか

    つい、かまってしまい、気がつくと猫なのに犬に良く似た猫に育っていた。

    どんなにいじくっても、逃げない・・・擦り寄ってくる

    買い物に出ると、お見送り?で最長300メートルぐらいついてくる。

    其処から先は車の往来が激しいので、危ないと思い

    追い払うようにして追い返すと・・・

    なんと、其処に立ち止まって、縁石に座ったままずっと鳴いている。

    そして買い物から帰ると、まだ其処に待っていて、みやぁ~と鳴いて

    足元に纏わるようにしながら、一緒に家まで帰る・・・・

    車で出かけて(仕事)、帰ったときも、ドアを開くと必ず其処に居て

    やはり、みやぁ~(お帰り・・・)と鳴く(駐車場は家から50メートル位離れている)
    
    近所の人が、良く判ってるね・・・まるで犬みたいな猫だね・・・・と言う

    そう言えば、以前家で飼っていたヨーキーが子供を産んだので

    友達にあげた事があった。(40日くらいで)

    その後、暫くして、友人の家に遊びがてら犬の様子を見に行ったら、

    その犬(成犬)が、おしっこをちびりながら喜んで?私から離れない

    友人曰く・・・判るのかな、誰が来てもこんな事無いのに・・・と言っていた

    それは、どの犬もそうで・・やはり尻尾を振りながらおしっこちびり・・・

    何度かそんな事があったので、もう、あげた子達には会いに行かない事にした。

    犬は三日飼えば・・・と言うのも強ち嘘ではないのかも知れない

    それと同じ?で猫も・・・何処で遊んでいても飼い主は判るらしく

    必ず、みやぁ~と言って、いきなり現れては足元にじゃれ付いてくる。

    因みに家の猫は、サッシの窓を自分で開けて外に出る。

    たとえ閉めてあっても、鍵が掛かってないと外からでも開ける。

    「お前さぁ、開けたら閉めてよ・・・」

    何度そう言っても、閉めてくれた事がないので

    風呂場の小窓だけを、鍵を掛けない事にした。

    だから家の風呂場の窓は、何度閉めてもいつも15センチほど開いている。

    犬から猫に変わったとしても・・・何度見送る事になっても、

    彼ら彼女らと共に過ごす時間は、見送る辛さより、

    もっと大きなものを、与えてくれるているのだろう

    決して、あの辛さを忘れてしまう訳じゃないし

    犬や猫の寿命は、人間に比べたらはるかに短いから

    これからも、同じ辛さをあじわう事になるのだろう

    だから・・・より大切に、家族としての時間を刻んで行けたら・・・

    そんなふうに思って、今日も名前を呼ぶと・・・みやぁ~返事をした。


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