ペット

2009年7月 2日 (木)

絆?




コネタマ参加中: 教えて!あなたと愛犬のちょっといい話

飼い犬は主人以外の人から与えられた餌は食べない・・・
そんな話、聞いた事がありますか?

これは、私の家で飼っていたコッカスパニエルと夫の話です。

真っ黒い毛並みの女の子、ベルちゃんを夫はとても可愛がっていました。

その頃家の周りは、結構藪蚊が多くて
フィラリアの予防薬を与えていたにも関わらず
長年の間に、ベルの体内にも虫が溜まってしまい
咳が酷くなって、手術をする事になりました。
そして、手術は無事済み、何日か入院する事になったのです。

それは、入院二日目に、ベルの様子を見に行った時のことでした。
先生が、主人にベルを連れて帰るように言ったのです。

喉から胸にかけて、大きな手術の痕があるベルは
ぐったりと横になって、真っ黒な大きな目だけが主人を追って動くのを見て
どうしてそんな酷い事を・・・そう思いました。
でも、先生は・・・

「この子は、私や看護師が餌をやっても食べないんです
いろいろ試みましたが、全然食べてくれなくて・・・・
このままでは、管を挿入するしかありません。
ためしにご主人・・・ご飯をあげてみますか?」
そういわれて、夫がペースト状の餌を指で掬ってベルの鼻先へ・・・

「ベル、ちゃんと食わないと駄目だろう・・・」

すると、それまでぐったりとしていたベルが、頭を上げて
夫の指をぺろぺろ・・・今度はもっと沢山の量を掬って与えると、
それも全部食べてしまい・・・先生が、やはり・・・といった様子で

「飼い主以外からは、餌を与えられても食べない子が稀にいるんです
正直、私も初めてです・・・よほど可愛がっているんでしょうね
自分で食べられるのなら、家に連れて帰った方が良いと思います
此処に入院させておいても、多分餌は食べないでしょうから・・・」

私には、信じられない思いでしたが
先生の言葉で、私達はベルを連れて帰ることにしました。
家に帰ると、餌もちゃんと食べるし、夫の膝に乗って甘えるそぶり
餌は私があげているのに・・・メスだから、夫が好きなんだ・・
夫は、以前にも増してそんなベルが可愛いみたいで・・・
それは、飼い主とペット・・・そういうものと違う絆?のような気がして
少しだけ微妙?な気持ちになりました。


そのベルが死んだ時、仕事から帰ってきた夫に
「ベル、死んじゃったよ・・・」  泣きながら私が言うと
夫は黙って、ベルの硬直した身体を撫でながら、ぽろぽろ涙を零していました。
その時、ベルの鼻からつーっと鼻血が出て・・・夫がそれを拭いながら
自分の鼻水を手の甲で拭っていた姿が、忘れられません。

私の田舎では、死者が本当に会いたかった人に、会えずに亡くなると、
想いが残って、その人に会えた時、鼻血を流す・・・そう言われていました。
そんな事信じてもいないし、多分何かの原因があって起こるのでしょうが

「大好きな人に会えてよかったね・・・」

ベルには、そう言ってやりたいと思いました。

夫は動物が大好きで、動物も夫にはとてもよく懐きます。
もし・・・私が死んでも、夫はベルの時のように泣いてくれるのかな?
そんな事を思った日が、今は懐かしく思い出されます。

2009年6月23日 (火)

お見送り猫


    以前はずっと長いこと犬を飼っていた。

    何匹めかの犬が死んで・・・

    それまで何度か飼い犬の死を体験していた私は

    もう動物はいいや・・・

    死なれた時のあの思いは、もう嫌だ・・・そう思っていたのに

    友人が、わざわざ捨て猫を拾ってきてくれた。

    ○○ちゃんの為に、拾ってきてやったんだよ・・・そう言って・・・

    頼みもしないのに・・・・そう思いながらも

    結局また、その猫を飼うことになってしまった。

    まぁ、猫は犬のように散歩も必要ないし、遊んでやらなくても良いから

    そう思ったのだが、長年の犬との関りの習性?なのか

    つい、かまってしまい、気がつくと猫なのに犬に良く似た猫に育っていた。

    どんなにいじくっても、逃げない・・・擦り寄ってくる

    買い物に出ると、お見送り?で最長300メートルぐらいついてくる。

    其処から先は車の往来が激しいので、危ないと思い

    追い払うようにして追い返すと・・・

    なんと、其処に立ち止まって、縁石に座ったままずっと鳴いている。

    そして買い物から帰ると、まだ其処に待っていて、みやぁ~と鳴いて

    足元に纏わるようにしながら、一緒に家まで帰る・・・・

    車で出かけて(仕事)、帰ったときも、ドアを開くと必ず其処に居て

    やはり、みやぁ~(お帰り・・・)と鳴く(駐車場は家から50メートル位離れている)
    
    近所の人が、良く判ってるね・・・まるで犬みたいな猫だね・・・・と言う

    そう言えば、以前家で飼っていたヨーキーが子供を産んだので

    友達にあげた事があった。(40日くらいで)

    その後、暫くして、友人の家に遊びがてら犬の様子を見に行ったら、

    その犬(成犬)が、おしっこをちびりながら喜んで?私から離れない

    友人曰く・・・判るのかな、誰が来てもこんな事無いのに・・・と言っていた

    それは、どの犬もそうで・・やはり尻尾を振りながらおしっこちびり・・・

    何度かそんな事があったので、もう、あげた子達には会いに行かない事にした。

    犬は三日飼えば・・・と言うのも強ち嘘ではないのかも知れない

    それと同じ?で猫も・・・何処で遊んでいても飼い主は判るらしく

    必ず、みやぁ~と言って、いきなり現れては足元にじゃれ付いてくる。

    因みに家の猫は、サッシの窓を自分で開けて外に出る。

    たとえ閉めてあっても、鍵が掛かってないと外からでも開ける。

    「お前さぁ、開けたら閉めてよ・・・」

    何度そう言っても、閉めてくれた事がないので

    風呂場の小窓だけを、鍵を掛けない事にした。

    だから家の風呂場の窓は、何度閉めてもいつも15センチほど開いている。

    犬から猫に変わったとしても・・・何度見送る事になっても、

    彼ら彼女らと共に過ごす時間は、見送る辛さより、

    もっと大きなものを、与えてくれるているのだろう

    決して、あの辛さを忘れてしまう訳じゃないし

    犬や猫の寿命は、人間に比べたらはるかに短いから

    これからも、同じ辛さをあじわう事になるのだろう

    だから・・・より大切に、家族としての時間を刻んで行けたら・・・

    そんなふうに思って、今日も名前を呼ぶと・・・みやぁ~返事をした。


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